こんにちは!松下公子です。

イベントのMCを務めるフリーアナウンサーの井上千沙さん
STORYアナウンススクール講師・井上千沙さん

「アナウンサーになりたい」

そう思ったとき、あなたは何を強みにしようとしていますか?

滑舌、声、読みの正確さ。
もちろん、どれも大事です。

でもね。
アナウンサーの本当の強みって、もっと別のところにあるんです。

今日は、10年以上のお付き合いになるフリーアナウンサー・井上千沙さんとのエピソードを通して、そのお話をさせてください。

アナウンサーになっても、不安は消えない

井上千沙さんは、今はSTORYアナウンススクールの講師をしてくれている方です。

出会ったのは、彼女が学生のころ。
もう10年以上前になります。

その後、彼女はNHKのキャスターとして活躍されていました。

ある日、連絡をいただいたんです。

「先生、またコンサルをお願いしたいです」

私、正直びっくりしました。

「え、あなた、もうNHKのキャスターで活躍されてますよね?
私に何か支援できることある?」

そう言って、お断りしたんです。
実は私、けっこう断るんですよ(^^;

あなた自身の強みをそのまま活かせばいいじゃない、と本気で思っていたので。

でも彼女は、こう言いました。

「いえ、そんなことないんです。今の私には先生が必要です」

2回断って、それでも熱くオファーしてくださって。
最後は「わかりました」と、お引き受けしました。

そして彼女は、NHKからご希望の民放アナウンサーへ、3か月で内定されたんです。

「同じスキルの人」の中で、どう選ばれるか

このとき、私はハッとしたんです。

アナウンサーになっても、不安は消えないんだ、と。

考えてみてください。

ニュースを読む。
リポートする。
インタビューする。

局にいれば、同じことができる人が、まわりにたくさんいます。

スキルも経験もある。
なのに、「自分の何が活かせるのか」がわからなくなる。

これ、就職活動をしているあなたと、まったく同じ構造なんです。

エントリーシートを書くとき。
面接で自己PRを求められるとき。

「アナウンサーになりたい人」は、全国にたくさんいます。
みんな、明るくて、人が好きで、伝えることが好き。

その中で、たった一人に選ばれるには?

ここでつまずく方が、本当に多いんですよね。

差別化って、難しい。
そう感じているのは、あなただけじゃないんです。

現役のアナウンサーでさえ、同じところで悩んでいるのですから_| ̄|○

ちなみに、この井上さんの内定がきっかけで、STORYには「現役アナウンサーからアナウンサーへの転職支援」という3本目の柱ができました。

新卒の学生さん。
異業種からの転職。
そして、アナウンサーからアナウンサーへ。

今のスクールの形は、彼女がつくってくれたようなものなんです。

強みは「読む力」ではなく「伝える力」

では、アナウンサーの強みとは何なのか。

私はこう思っています。

アナウンサーの強みは、「伝える」ということ。

原稿を正確に読むことでも、きれいな声を出すことでもありません。
目の前の相手に、伝わるように届けること。

そして、人の話を引き出すこと。

これって、アナウンサーにならなくても使えるスキルなんですよ。

会社員でも、経営者でも、フリーランスでも。
伝える力がある人は、どこでも選ばれていきます。

だから面接でも、「読めます」「話せます」ではなく、
「あなたは何を、誰に、なぜ伝えたいのか」が問われるんです。

そこが語れる人は、強い。

語るためには、自分を知っていること

でもここで、ひとつ壁があります。

伝えたいことを語るには、自分自身のことがわかっていないと語れない、ということ。

私がずっと発信してきた「共感ストーリー®」は、まさにここなんです。

自分の経験と、熱い思いを語ることで選ばれる。

自分の経験を熱く語るには、自分を知っていなければいけない。

だから、面接対策の前に、やることがあるんです。

・私は、どんな人とつながりたいのか
・その人と、どんな未来をつくりたいのか
・そのために、今の私はどうありたいのか

小難しく感じるかもしれません。

でも、この問いに向き合った人から、言葉が変わっていきます。

エントリーシートの一行が変わる。
面接での答えに、体温が宿る。

面接官の心が動くのは、上手な人ではなく、本気の人なんですよね。

あなたの魅力は、内側から湧いてくる

あなたの魅力は、誰かに与えてもらうものではありません。

心の内側から、湧き出てくるものです。

まだ何も持っていない気がしても、大丈夫。

これまでのあなたの経験の中に、必ず種があります。

うまくいかなかったこと。
遠回りしたこと。
それでも諦めなかったこと。

それが、あなたにしか語れないストーリーになります。

井上さんも、あのとき不安だったから、動いたんです。
そして、道が開けました。

不安なままでいい。
そのままで、一歩だけ進んでみてください(*^^*)

今の自分は、何者だろう。

その問いから始めてみませんか^^

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