こんにちは!松下公子です。

窓辺に座って外を見つめ、考えごとをする女性

先日、生徒さんから相談を受けました。

少しぼかしながらですが、アナウンサーを目指すあなたにも役立つ話だと思うので、シェアしますね。

その生徒さんは、私とは別の先生にも学んでいるそうです。

その先生とのコンサルの中で、
「あれができていない」
「これができていない」
「一体どういう態度なの」
話し方も振る舞いも、いろんな角度からダメ出しをされたんだとか。

私から見ると、彼女はかなり素敵な子です。

もちろん、完璧な人はいません。
でも、そこまで言われるかな?と思ったんですね。

あらゆる角度から否定されたら、自信がなくなって当然ですよね。

私のところに来たときには、すっかり弱々しくなっていて、

「私、そんなにできていないんでしょうか…」

という状態でした。

否定ばかりの指導は、嫉妬かもしれない

私は彼女に、こう伝えました。

「それ、嫉妬されているだけですよ」

彼女は「え?」と驚いていましたが、少し考えて「もしかしたら、そうかもしれません」と。

嫉妬って、厄介なものなんです。

自分にはできないことをやっている人。
自分より先にできている人。
そういう人を見たときに湧く気持ちは、2つあります。

憧れと、嫉妬です。

実はその先生と彼女は、同じ分野で活動しているんですね。

先生は、先を行く人。
だから「もっとこうした方がいいよ」と教えられます。

でも話を聞いていると、そこにかなり否定が入っていました。

導くこと、教えること。
そして「あなたはできていない、ダメだ」と否定すること。

これは、まったく別のものだと私は思っています。

同じことをやっている相手に、否定ばかりを重ねる。
それは私には、嫉妬にしか見えなかったんです。

彼女は言いました。

「でも私は何もわからないし、できないから、教えてもらっているんです」

だからこそ、だと思うんです。

先生は、彼女の可能性を見たんじゃないかな。

今はまだできていなくても、コツコツ続けたら、いつか自分を追い抜くかもしれない。
そう感じたんじゃないかと。

もちろん、これは私の推測です。
間違っている可能性もあります。

でも8割くらいはそうだろうと思いましたし、たとえ外れていたとしても、目の前で弱ってしまった生徒さんを元気づけたかった。

だから、こう伝えました。

「嫉妬されていると思えばいいよ。
あなたは、やるべきことをコツコツやればいい。
先生を嫉妬させるくらいの可能性があるんだから!」

最後は「いけいけ、ゴーゴー!」と送り出して、
「なんか元気が出ました」と笑顔で帰ってくれました(*^^*)

アナウンサーを目指していると、面接練習やエントリーシートの添削で、厳しいことを言われる場面がたくさんありますよね。

必要な指摘は、あなたを伸ばしてくれます。

でも、否定ばかりで自信がどんどん削られていくなら、少し立ち止まってみてください。

その言葉は、あなたを導こうとしているのか。
それとも、ただ否定しているだけなのか。

嫉妬しないでいられるのは、自分軸があるから

その日、彼女からこんな質問もされました。

「同じ先生なのに、どうして松下先生は嫉妬しないんですか?」

いやいや、しますよ。
私だって人間ですから(^^;

ただ、彼女に対しては嫉妬ではないんです。

若くて、可能性があって。
「昔の私もこんなふうだったらよかったな」
という、憧れに近い気持ちです。

これまで、ミスコンで優勝するような素敵な方が、なかなかアナウンサーになれずに悩む姿をたくさん見てきました。

そういう子たちを内定に導いてきた中で、
「松下先生みたいになりたいです」
と言ってもらえることが、結構あるんです。

そんな素敵な子たちから「なりたい」と言われたら、喜びでしかないですよね。
嫉妬のしようがありません。

それから、真面目な話をひとつ。

自分の軸が整っていると、人の影響を受けて嫉妬することは、あまりないと思うんです。

誰のためにやっているのか。
なぜ、これをやりたいのか。

ここが定まっていれば、人と比べて心が揺れることは少なくなります。

とはいえ、私も成長の途中で、軸がぶれる瞬間はあります。
「これからどうしたらいいのかな」と迷う、階段の踊り場のようなとき。
そんなときは、私だって嫉妬するかもしれません。

でも今は、気持ちがだいぶ整っています。

毎朝決まった時間に発信する。
そう自分と約束して、一つひとつ守っていく。

小さな約束を守れる自分でいられたら、人のことは気にならなくなる。
確かな土台のある自分になれるんじゃないかな、と思っています。

嫉妬は、あなたの可能性を教えてくれるサイン

話しながら、15年ほど前のことを思い出しました。

私、ある人にめちゃくちゃ嫉妬したことがあるんです。

当時は子どもがまだ小さくて、やりたいことがなかなかできない時期でした。

その頃、SNSで大人気だった女性起業家の方に憧れて、セミナーに行ってみたんですね。

発信では、品が良くて優しくて、女性の味方という雰囲気。

ところが実際にお会いしたら、イメージとまったく違ったんです。
人のことは言えないのですが、ちょっとガサツで、あまり人を気遣うタイプではなさそうで。

なのに、SNSではものすごく人気がある。

「騙されてた」と嫌な気持ちになったし、正直、嫉妬しました。

そのことを誰かに話したら、こう言われたんです。

「それは松下さんが、彼女に近づけると思っているから嫉妬するんですよ」

そのときは「えー」と思いました。

でも、ファンがたくさんいる起業家さんに憧れていたのは事実です。
今思えば、そこに種があったんですね。

そして今。

生徒さんたちから「先生、先生」と慕ってもらえている自分がいます。

15年前、「あんなふうになれたらいいな」と嫉妬したあの姿に、今、なれていたのかもしれない。

話しながら、そう気づきました。

あなたは今、誰かに嫉妬していますか?

先に内定をもらった友人。
同じ面接で、堂々と自己PRをしていたライバル。

嫉妬する自分を、責めなくて大丈夫です。

嫉妬は、「自分もそうなれる」と心のどこかで思っているからこそ湧いてくる気持ち。

そう考えると、ちょっとワクワクしてきませんか?

そして、もし誰かに否定ばかりされて自信をなくしているなら。

それは、あなたに可能性があるからかもしれません。

やるべきことを、コツコツと。
あなたの可能性は、ちゃんとそこにあります♪

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