こんにちは!松下公子です。

先日、生徒さんから相談を受けました。
少しぼかしながらですが、アナウンサーを目指すあなたにも役立つ話だと思うので、シェアしますね。
その生徒さんは、私とは別の先生にも学んでいるそうです。
その先生とのコンサルの中で、
「あれができていない」
「これができていない」
「一体どういう態度なの」
話し方も振る舞いも、いろんな角度からダメ出しをされたんだとか。
私から見ると、彼女はかなり素敵な子です。
もちろん、完璧な人はいません。
でも、そこまで言われるかな?と思ったんですね。
あらゆる角度から否定されたら、自信がなくなって当然ですよね。
私のところに来たときには、すっかり弱々しくなっていて、
「私、そんなにできていないんでしょうか…」
という状態でした。
否定ばかりの指導は、嫉妬かもしれない
私は彼女に、こう伝えました。
「それ、嫉妬されているだけですよ」
彼女は「え?」と驚いていましたが、少し考えて「もしかしたら、そうかもしれません」と。
嫉妬って、厄介なものなんです。
自分にはできないことをやっている人。
自分より先にできている人。
そういう人を見たときに湧く気持ちは、2つあります。
憧れと、嫉妬です。
実はその先生と彼女は、同じ分野で活動しているんですね。
先生は、先を行く人。
だから「もっとこうした方がいいよ」と教えられます。
でも話を聞いていると、そこにかなり否定が入っていました。
導くこと、教えること。
そして「あなたはできていない、ダメだ」と否定すること。
これは、まったく別のものだと私は思っています。
同じことをやっている相手に、否定ばかりを重ねる。
それは私には、嫉妬にしか見えなかったんです。
彼女は言いました。
「でも私は何もわからないし、できないから、教えてもらっているんです」
だからこそ、だと思うんです。
先生は、彼女の可能性を見たんじゃないかな。
今はまだできていなくても、コツコツ続けたら、いつか自分を追い抜くかもしれない。
そう感じたんじゃないかと。
もちろん、これは私の推測です。
間違っている可能性もあります。
でも8割くらいはそうだろうと思いましたし、たとえ外れていたとしても、目の前で弱ってしまった生徒さんを元気づけたかった。
だから、こう伝えました。
「嫉妬されていると思えばいいよ。
あなたは、やるべきことをコツコツやればいい。
先生を嫉妬させるくらいの可能性があるんだから!」
最後は「いけいけ、ゴーゴー!」と送り出して、
「なんか元気が出ました」と笑顔で帰ってくれました(*^^*)
アナウンサーを目指していると、面接練習やエントリーシートの添削で、厳しいことを言われる場面がたくさんありますよね。
必要な指摘は、あなたを伸ばしてくれます。
でも、否定ばかりで自信がどんどん削られていくなら、少し立ち止まってみてください。
その言葉は、あなたを導こうとしているのか。
それとも、ただ否定しているだけなのか。
嫉妬しないでいられるのは、自分軸があるから
その日、彼女からこんな質問もされました。
「同じ先生なのに、どうして松下先生は嫉妬しないんですか?」
いやいや、しますよ。
私だって人間ですから(^^;
ただ、彼女に対しては嫉妬ではないんです。
若くて、可能性があって。
「昔の私もこんなふうだったらよかったな」
という、憧れに近い気持ちです。
これまで、ミスコンで優勝するような素敵な方が、なかなかアナウンサーになれずに悩む姿をたくさん見てきました。
そういう子たちを内定に導いてきた中で、
「松下先生みたいになりたいです」
と言ってもらえることが、結構あるんです。
そんな素敵な子たちから「なりたい」と言われたら、喜びでしかないですよね。
嫉妬のしようがありません。
それから、真面目な話をひとつ。
自分の軸が整っていると、人の影響を受けて嫉妬することは、あまりないと思うんです。
誰のためにやっているのか。
なぜ、これをやりたいのか。
ここが定まっていれば、人と比べて心が揺れることは少なくなります。
とはいえ、私も成長の途中で、軸がぶれる瞬間はあります。
「これからどうしたらいいのかな」と迷う、階段の踊り場のようなとき。
そんなときは、私だって嫉妬するかもしれません。
でも今は、気持ちがだいぶ整っています。
毎朝決まった時間に発信する。
そう自分と約束して、一つひとつ守っていく。
小さな約束を守れる自分でいられたら、人のことは気にならなくなる。
確かな土台のある自分になれるんじゃないかな、と思っています。
嫉妬は、あなたの可能性を教えてくれるサイン
話しながら、15年ほど前のことを思い出しました。
私、ある人にめちゃくちゃ嫉妬したことがあるんです。
当時は子どもがまだ小さくて、やりたいことがなかなかできない時期でした。
その頃、SNSで大人気だった女性起業家の方に憧れて、セミナーに行ってみたんですね。
発信では、品が良くて優しくて、女性の味方という雰囲気。
ところが実際にお会いしたら、イメージとまったく違ったんです。
人のことは言えないのですが、ちょっとガサツで、あまり人を気遣うタイプではなさそうで。
なのに、SNSではものすごく人気がある。
「騙されてた」と嫌な気持ちになったし、正直、嫉妬しました。
そのことを誰かに話したら、こう言われたんです。
「それは松下さんが、彼女に近づけると思っているから嫉妬するんですよ」
そのときは「えー」と思いました。
でも、ファンがたくさんいる起業家さんに憧れていたのは事実です。
今思えば、そこに種があったんですね。
そして今。
生徒さんたちから「先生、先生」と慕ってもらえている自分がいます。
15年前、「あんなふうになれたらいいな」と嫉妬したあの姿に、今、なれていたのかもしれない。
話しながら、そう気づきました。
あなたは今、誰かに嫉妬していますか?
先に内定をもらった友人。
同じ面接で、堂々と自己PRをしていたライバル。
嫉妬する自分を、責めなくて大丈夫です。
嫉妬は、「自分もそうなれる」と心のどこかで思っているからこそ湧いてくる気持ち。
そう考えると、ちょっとワクワクしてきませんか?
そして、もし誰かに否定ばかりされて自信をなくしているなら。
それは、あなたに可能性があるからかもしれません。
やるべきことを、コツコツと。
あなたの可能性は、ちゃんとそこにあります♪
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