NHKの「キャスター・リポーター」と「職員アナウンサー」は、採用の仕組みがまったく別です。職員アナウンサーはNHK全体の新卒採用で全国転勤があるのに対し、キャスター・リポーターは各放送局ごとの契約採用で、その局での勤務になります。既卒・社会人からの応募が多いのも、キャスター・リポーターのほうです。

同じ「NHKで話す仕事」でも、入口がまったく違います

「NHKのアナウンサーになりたいんです」

そうおっしゃる方に、私はいつも聞き返すんです。

「職員のアナウンサーと、キャスター・リポーター。どちらですか?」

ここ、混同されている方がとても多いんですよ(^^;

NHKキャスター・リポーターと職員アナウンサーは、何が違うのか


▼試験の全体像と段階ごとの対策は、こちらにまとめています。
NHKキャスター・リポーターになるには|試験の流れと対策まとめ

職員アナウンサー|NHK全体の採用・全国転勤あり

いわゆる「NHKのアナウンサー」です。

NHK全体としての採用で、基本的に新卒が中心。

全国の放送局に配属され、数年ごとに異動があります。

倍率も、たいへん高い狭き門です。

キャスター・リポーター|各局ごとの契約採用・その局で働く

こちらは、放送局がそれぞれ個別に募集します。

そして、採用されたその局で働きます。

仕事の中身は、地域のニュースや情報番組。

取材をして、原稿を書いて、伝える。

まさに、アナウンサーの仕事そのものですよ^^

「即戦力」が見られるぶん、経験が武器になります

新卒の局アナ試験は、ポテンシャルを見られます。

でもキャスター・リポーターは、少し違うんです。

「入ってすぐ現場に立てるか」を見られます。

短い研修のあと、4月にはもうデビュー、ということも多いんですよ(*’∀’)

学生さんだけの戦いではありません。

既卒の方、社会人の方、他局で経験を積まれた方。

いろいろな方が受けて、内定されていますよ♪

※募集の条件は局や年度によって変わります。応募のときは、必ず各局の募集要項をご確認くださいね。

キャスターとリポーター、何が違うのでしょう

募集は「キャスター・リポーター」とまとめて出ることが多いので、混ざりやすいんです(^^;

でも、役割が違います。

キャスターは、スタジオから伝える方です。

夕方のニュースを担当したり、お昼前の11時台に、ニュースや情報をお伝えしたり。

ただ、スタジオにいるだけではありません。外に出て取材することもありますよ^^

リポーターは、スタジオを飛び出して、現場から伝えます。

生中継のときもあれば、企画を練って、外で誰かにインタビューすることもあります。

スポーツを担当する方も、リポーターです。

同じ「NHKで話す仕事」でも、立つ場所が違うんですね。

契約は1年ごと。でも3年、5年と続けている方も多いです

契約は1年ごとの更新です。

「1年で終わってしまうのでは」と心配される方が、とても多いんです。

でも実際には、3年、5年と更新を重ねながら続けている方もたくさんいらっしゃいます。

途中で契約の形が変わって、番組ごとの契約になる方もいますよ。

報酬のこと、聞かれるので正直にお伝えします

いちばん聞かれるのが、ここです(^^;

金額は局によって違うので、私から「いくらです」とお伝えすることはできません。

ただ、実際に働いているキャスターの方たちは、みなさん口をそろえてこうおっしゃいます。

「その土地で一人暮らしをして、困らないくらいはいただいています」

生活が成り立たない仕事ではありませんよ^^

研修は、局によって本当に違います

「未経験だけど、いきなり現場で大丈夫でしょうか」

そう聞かれます。

研修は、NHKの局ごとに違うんです。

基礎からしっかり時間をかける局もあれば、実践、実践で、現場に出ながら覚えていく局もあります。

つまり「どの局に入るか」で、入ってからの景色も変わるということなんですね。

契約が終わったあと、みなさんどうしているのか

ここが、いちばん知りたいところだと思います。

多くの方は、転職を視野に入れて、次の道を目指します。

・同じNHKの、別の地域の局へ
・新卒のときには叶わなかった、民放アナウンサーの道へ
・一般企業への転職

「NHKから民放って、ハードルが高いんじゃないですか」

これは本当によく相談されます。悩まれるのは、当然なんです。

でも、STORYからは実際に移った方がいますよ^^

NHKキャスターからとちぎテレビ内定!Yさん
NHKキャスターから、フジテレビ系列民放局内定

契約が終わるときは、不安な時期です。

でも同時に、これからのキャリアを考える大きな機会でもあるんですよ。

ここで一度立ち止まって「自分はどこで、何を伝えたいのか」を考えた方が、次の道は開けます。

自分はどちらを目指すのか、決めることから

どちらが上、ということではないんです。

道が違うだけ。

そして、キャスター・リポーターのほうが入口はずっと広いんですよ^^

まず「自分はどちらを目指すのか」を決めてくださいね♪♪

一人で悩まなくて、大丈夫ですよ^^

NHKキャスター・リポーターへの道を、一緒に作っていきましょうね♪♪


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