こんにちは!松下公子です。

「このままでいいのかな」
「今からアナウンサーを目指すなんて、遅いのかな」
そんなふうに、キャリアの前で立ち止まっていませんか?
この記事では、私がこれまでキャリアの壁をどう乗り越えてきたのかを、3つに絞って書いてみます。
はじめましての方もいらっしゃると思うので、少しだけ自己紹介を。
私はいま、STORYアナウンススクールという、アナウンサーを目指す人のための予備校の代表をしています。
企業研修でコミュニケーションやプレゼンを教える講師であり、コンサルタントでもあります。
でも、最初からアナウンサーだったわけではありません。
会社員からフリーターになって、アルバイト生活。
その中で「やっぱりアナウンサーになりたい」と思ったんです。
最初は佐渡のケーブルテレビ。
そこから愛媛朝日テレビに転職して、ニュースキャスターを担当しました。全国放送に出る機会もありました。
佐渡ケーブル、愛媛朝日テレビ、ラジオNIKKEI、そして名古屋のメ〜テレ。
4つの局で、マイクの前に立ってきました。
その後は出産や育児もあって、独立することに。
正直に言うと、強く「やりたい」と思って独立したわけではありません。流れに乗るような形でした。
まっすぐとは言えない道のりです(^^;
振り返ると、壁はいくつもありました。
その乗り越え方を、3つお伝えしますね。
「できる」ではなく「やりたい」で選ぶ
自分で言うのもなんですが、私には「できる」ことがけっこうあるんです。
たとえば、話し方を教えること。
1分の話を組み立てるのも好きですし、文章を書くのも好き。本はこれまでに5冊書いてきました。
どれも、できることです。
でも今は、あえて保留にしているものもあります。
あんなに書きたかった本も、書こうと思えば書けるけれど、今は気持ちがそちらに向いていないんです。
なぜかというと、できることばかりやっていても、変わらないから。
本当に、全然変わらないんです。
キャリアの壁を越えた先には、ステージが上がった自分がいるはずです。
そこへ連れて行ってくれるのは、心の内側から湧いてくる「やってみたい」という気持ち。
それに、キャリアは続けることが前提です。
続けられるかどうかを決めるのは、やっぱり気持ちなんですよね。
アナウンサーを目指すあなたも、「向いているかな」「私にできるかな」と悩むことがあると思います。
でも、まずは「やりたい」を大事にしていいんです。
その気持ちが、長く続ける力になります。
これまでのキャリアを捨てずに、強みに変える
「やりたいことを選ぶ」といっても、今までの経験を捨てる必要はありません。
実は私、「話し方を教えたくない」と言いながら、結局は話し方を教えています。
自分自身も、選ばれる話し方をいつも意識しています。
矛盾しているようですが、違うのは「順番」なんです。
大事な場面で選ばれるには、話し方だけでは足りません。
見た目の印象もありますし、何より「何を語るか」が大切です。
私が提唱している「共感ストーリー®」は、自分の経験と熱い思いを語るもの。
その思いを届けるために、最後に伝え方や話し方が必要になります。
いきなり話し方から入るのではなく、「選ばれるためには?」から始める。
その中で、これまで培ってきた話す力を使っているんです。
スクールの授業も、企業研修も、出版もそうです。
本を出すときは、出版社の編集者さんにプレゼンをします。そこでもアナウンサーとしてのキャリアとコミュニケーション力を使って、5冊までたどり着きました。
これは、アナウンサー志望のあなたにもそのまま当てはまります。
会社員の経験、アルバイトの経験、部活やゼミでの経験。
「アナウンサーとは関係ない」と思っていませんか?
エントリーシートや面接の自己PRで語れるのは、まさにそういう経験です。
回り道に見えた時間が、あなたにしか語れないストーリーになります。
私自身が会社員とフリーターを経てアナウンサーになったので、強くそう思うんです。
壁が来たら「ステージが変わる前ぶれ」と捉える
ぶっちゃけ、キャリアの壁は「壁」と捉えないほうがいいんです。
壁だと思うと、「乗り越えなきゃ」と身構えてしまいますよね。
でも、ステージを上げていくための「踊り場」だと思えば、少し気持ちが軽くなりませんか?
呼び方は、あなたがしっくりくるもので大丈夫です。
「ステージが変わるとき」と置き換えるだけで、同じ出来事でも違って見えてきます。
私にも、ステージが変わる前ぶれが何度もありました。
ひとつ挙げると、スクールのことです。
長く続けてきましたが、実は何度も「辞めたい」と思いました。
一人で頑張り続けることが、苦痛でしかなくなっていたんです。
もう手放したい、と。
でも、その「一人は嫌だ」という思いがきっかけで、講師の育成を始めました。
一緒に頑張れる仲間をつくっていったんです。
いまは、みんなで相談しながらスクールを運営できています。
これって、すごいことですよね。ちょっと自画自賛です( *´艸`)
あのとき壁だと思っていたものは、今につながる入り口でした。
立ち止まっている今も、ステージの途中
最後に、3つをまとめますね。
1. 「できる」ではなく「やりたい」で選ぶ
2. これまでのキャリアを捨てずに、強みに変える
3. 壁が来たら、ステージが変わる前ぶれと捉える
試験に落ちたとき。
なかなか結果が出ないとき。
「私には無理かも」と思ったとき。
それは、あなたが次のステージに上がる直前なのかもしれません。
回り道に見える経験も、立ち止まった時間も、いつか必ずあなたの言葉になります。
今いる踊り場で、少し深呼吸をして。
また一段、上ってみてくださいね^^
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