こんにちは!松下公子です。

日差しの差す駅のホーム

先日、こんなご相談をいただきました。

「転職となると、自分の夢や希望にワクワクする反面、
お世話になった人のこと、迷惑をかけてしまうこと、お客さんのこと……
いろいろ考えてしまいます。
そんな気持ちに、松下さんはどう対処していますか?」

ご相談、ありがとうございます!

これ、実はとても多いお悩みなんです。

私は転職の本を2冊書いていて、メディアへの就職・転職のコンサルもしています。
アナウンサーを目指して転職を考えている方からも、同じ言葉をよく聞くんですね。

「次のステージに行きたい。
でも、今の職場を裏切るようで、一歩が出ないんです」

正直にお話しすると、私自身は「未来しか見ない」タイプです。
なので、そこはあまり気にならないんですよね(^^;

でも、これは性格によるところも大きいと思います。
気になってしまう方がいて当たり前。

だからこの記事では、「気にしないで!」で終わらせずに、
罪悪感とどう向き合えばいいのかを、3つに分けて書いていきますね。

罪悪感があるのは、それだけ信頼関係を築いてきた証拠

ご相談をくださった方は、
お世話になった方、迷惑をかけそうな方、お客様……と、
気になる相手を一人ひとり挙げてくださっていました。

これを読んで、私が思ったこと。

この方はきっと、周りの人と深い信頼関係を築いてきたんだろうな、ということです。

どうでもいい相手に、申し訳ないなんて思いませんよね。

だとしたら、ですよ。

あなたが「実は、転職することにしました」と伝えたとき、
その人たちはどんな顔をするでしょうか。

「えー、辞めちゃうんですか?私たちのこと、どうするんですか?」

……とは、ならないと思うんです。

寂しい、残念、という気持ちはあるかもしれません。
でもきっと、最後は「新しいステージ、応援してるね」と言ってくれるはず。

人は鏡です。

あなたが相手を気遣ってきたのなら、相手もあなたのことを気遣ってくれる。
お互いさま、なんですよね。

ここで一つ、やってみてほしいことがあります。

お世話になった方の顔を、一人ずつ思い浮かべてみてください。
そして、その人に転職を打ち明ける場面を想像してみる。

どうでしょう。
応援してくれる姿が、浮かびませんか?

もう一つ、立場を逆にしてみるのもおすすめです。

あなたがお世話をしてきた人や、いつもお付き合いのある取引先の方から、
「実は異動になって」「実は転職するんです」と言われたら。

あなたは責めますか?
きっと、残念に思いながらも「頑張ってね」と送り出しますよね。

相手も、同じなんです。

だから、大丈夫。
あなたが心配しているようなことには、きっとなりません。

あなたの穴は、ちゃんと埋まる

もう一つ、転職を迷う方がよく口にするのがこれです。

「私が辞めたら、代わりの人がいない」
「穴をあけてしまうのが申し訳ない」

そういう方に、私はいつもストレートにお伝えしています。

あなたの仕事の穴を埋めてくれる人は、ちゃんといますよ、と。

実は、私自身がそうでした。

アナウンサーとして次の場所へ移るとき、私も罪悪感を感じたことがあったんです。
「私が抜けたら、どうなるんだろう」って。

でも、実際はどうだったか。

私の穴をしっかり埋めてくれる新人アナウンサーが、ちゃんと入ってきたんですよね。

ちょっと拍子抜けするくらい、職場は回っていきました_| ̄|○

でも、それでいいんです。

きちんとした組織なら、誰かが辞めることになったとき、
新しい人を採用したり、異動で補ったり、体制を整えるものです。

もし、たった一人が抜けただけで立ち行かなくなるとしたら。
それはあなたの責任ではなく、組織の側の課題なんですよね。

あなたが一人で背負わなくていいんです。

会社は、あなたの人生までは引き受けてくれない

最後は、少し冷たく聞こえるかもしれない話です。

会社が、あなたの人生をまるごと引き受けて、
ずっと安心・安全な世界を約束してくれる。

そういう時代では、もうないと私は思っています。

転職は、今や珍しいことではありません。

もちろん、「みんな転職しましょう」と言いたいわけではないんです。
今の場所で輝き続けるのも、素敵な選択です。

ただ、

・やりたいことがある
・自分のステージを上げたい
・今いる場所を出て、次の世界を見てみたい

そんな思いが胸にあるなら。

その気持ちに、罪悪感でふたをしなくていいんです。

会社はあなたの人生を作ってくれるわけではありません。
あなたの人生を作れるのは、あなただけ。

だから、やりたいことをやっていい。
うん、OK、OK^^

そしてこれは、アナウンサーを目指す方には特に伝えたいことなんですが、
罪悪感を抱えたままだと、面接での話し方にも表れてしまいます。

「前の職場に申し訳なくて……」と、どこか後ろめたそうに話す人。
「ここで学んだことを、次はこう活かしたいんです」と、前を向いて話す人。

面接官が一緒に働きたいと思うのは、どちらでしょうか。

お世話になった方への感謝は、きちんと言葉にして伝える。
そのうえで、胸を張って次へ進む。

それが、あなたを大切にしてくれた人たちへの、いちばんの恩返しなのかもしれません。

いろいろ考えてしまうのは、あなたが誠実な人だからこそ。

その誠実さは、次の場所でもきっとあなたの武器になります。

罪悪感ではなく、ワクワクを連れて。

あなたの一歩を、心から応援しています(*^^*)

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